中国駐在生活

【11銀行を比較】中国に送金可能なおススメ銀行ってドコ!?

はじめに

こんにちは!クレイジーチャイナです。

転勤や移住などで、これから中国に暫く滞在することになった場合、「日本の口座から現地の口座に送金したい」という場面が出てくると思います。

そこで、今日は中国に送金可能な銀行及び、送金の手数料を比較しておススメの銀行について調べてみました。

また、私も初めて知ったのですが日本の銀行から送金する際、銀行の送金手数料以外に上乗せされる秘密のコストが発生する事が分かったのでそちらについてもご説明致します。

 

 

海外の銀行に送金する際の手数料について

まず、海外の銀行に送金する際の手数料について説明します。

これについては楽天銀行の説明に分かりやすい図が乗っていたのでそちらを参考にご説明します。大きく4つの手数料がかかってきます。

1)送金手数料

分かりやすいですが送金元の銀行に対して支払う手数料の事を言います。こちらは送金する人が手数料を支払います。

送金手数料(※図中 750円)

 

2)円貨送金手数料

言葉が難しいので簡単にいうと、海外に「円」を送ろうとするとかかる手数料です。だから、ドルとか人民元で送る場合は掛かりません。円で送るだけです。送る人が手数料を支払います。

円貨送金手数料(リフティングチャージ)(※図中 3000円)

 

3)海外中継銀行手数料

図を見てもらうと分かりやすいのですが、国内の銀行と海外の銀行が提携していない場合は中継ぎの銀行を経由して海外の口座にお金を送金する場合があります(送金先の銀行と提携関係にあるのであればかからないケースもあります。)。

その場合に経由(通常1~3行くらい経由する事が多い)した銀行が請求してくる手数料が中継銀行手数料です。こちらは送金した側が手数料を払うか?受け取り側が手数料を払うか?事前に選ぶ事が出来ます。

ただ、例えば自分の口座に送る場合だとどちらにしても掛かってきてしまいます。高い所だと3000円~5000円くらい手数料がかかる所もあるので注意が必要です。

海外中継銀行手数料(※図中 1000円)

 

4)受取銀行手数料

また受取銀行によっては、受取の手数料が掛かってくる場合があります。金額は受取銀行によって変わります。

 

【11行比較】各銀行別の送金手数料について

ネットバンキングが可能な日本の代表的な11の銀行から、海外に送金する際の手数料(送金手数料+中継ぎ手数料のみ)についてまとめてみました。※外貨での送金の場合 通貨・送り先銀行によって変わるため、おおよその計算です。

おおがね下記のようになりました。

 

1、楽天銀行

https://www.rakuten-bank.co.jp/

送金手数料 750円

中継・受取手数料 1000~5000円

合計 1750~5750円

 

2、ジャパンネット銀行

https://www.japannetbank.co.jp/

※海外への送金は不可

 

3、ソニー銀行

https://moneykit.net/

送金手数料 3000円

中継・受取手数料 3000~5000円

合計 6000~8000円

 

4、セブン銀行

https://www.sevenbank.co.jp/soukin/jp/

送金手数料 2000~7000円

中継・受取手数料 0円

合計 2000~7000円

 

5、GMO青空ネット銀行

https://www.netbk.co.jp/contents/

送金手数料 500~3980円

中継・受取手数料 3000円程度

合計 3500~6980円

 

6、三井住友銀行

https://www.smbc.co.jp/

送金手数料 4000円

中継・受取手数料 0~5000円程度

合計 4000~9000円

 

7、みずほ銀行

https://www.mizuhobank.co.jp/retail/index.html

送金手数料 5500円

中継・受取手数料 0~5000円程度

合計 5500~10500円

 

8、ゆうちょ銀行

https://www.jp-bank.japanpost.jp/

送金手数料 3000円

中継・受取手数料 0~5000円程度

合計 3000~8000円

 

9、新生銀行GOレミット

https://www.shinseibank.com/

送金手数料 2000円

中継・受取手数料 3000~5000円程度

合計 5000~7000円

 

10、三井東京UFJ銀行

https://www.bk.mufg.jp/

送金手数料 2500~3000円

中継・受取手数料 2500~5500円程度

合計 5000~10500円

 

11、中国銀行

https://www.chugin.co.jp/

送金手数料 5500円

中継・受取手数料 -円程度

合計 5500~ 円

 

手数料だけのランキングだと、

1位 楽天銀行、2位 セブン銀行、3位 ゆうちょ銀行

となることが分かりました。

 

銀行の送金手数料以外に掛かってくる、ヤバい隠れ費用

ただ、ここで注意することがあります!

実は海外にお金を送金する場合は、上記の手数料以外にもう一つ上乗せされる、ヤバい隠れ費用がある事をご存じでしょうか?

銀行のホームページにも一応説明が書いてあるそうなのですが、正直詳しい人で無いと見つけることは困難なくらいに正直わかりにくいです。ですが、これを知らずに送金を行うと多くの場合大切なお金を損してしまう事になります

初めて海外に送金する人に取っては分りにくいこちらの費用について次のパートでご説明します。

 

隠しレート(※見えない手数料)

隠しレートとは 為替レートに隠された手数料のことを指します。

こちらが銀行の送金手数料以外に掛かってくるヤバい手数料となります。

 

※隠しレートについて説明してくれている超優良サイトがありましたので、詳しく知りたいという方はこちらのサイトを見て頂ければと思います。本記事では内容を抜粋してザックリと内容が分かるように進めていきます。

↓↓銀行と海外送金サービスを徹底比較をした超優良ブログ!!

https://blog.the-abroad.net/entry/overseas-remittance-cheapness-comparison

 

では、どういう事か説明します。

 

例えば、為替レートが1元=15円の時に1500円を人民元に変えると100元になります。

3万円を元に変えれば2000元になります。

しかし!「隠しレート」があるとそうはなりません。

本来15円でレート計算するものを「15.4円」のように少し高くして計算をします。

その結果、1500円を元に変えた時に本当は100元受け取れるはずが、97元しか受け取れません。この「3元」の差が手数料となり銀行・会社に持って行かれることになります。

これが「隠しレート」です。

そして、これが最も多くお金を取られる事になる部分です。

送る金額が少額であれば余り気にならないですが、大金を送る場合はこの「隠しレート」についてもチェックする必要があります。

次にその隠しレートについて仮に50万円を送金した場合に各銀行でどれくらい差額が発生するかシュミレーションしたのでそちらの表を元にどれくらいのダメージがあるのかご説明したいと思います。

 

50万円送金した際の「隠しレート」について

(為替レート、1元=15.73円で計算、50万円=32,679元)で送金した際の送金額の比較をしてみました。

ランキング形式にしてみたのでご参考にしてください。

※為替は常に変動しているのであくまで目安と思ってもらえれば良いです。

中国に送金する場合に手数料が少ない銀行のランキングは下記となりました。

 

表で見ると一目瞭然ですが、隠しレートの存在について分かっていただけましたでしょうか?

ランキングの中では一番隠しレートの低い中国銀行でさえ、50万円送金するのに約8,000円程度のお金が掛かってしまいます(※送金手数料や中継手数料は含まない)。

また1位の中国銀行と、10位の新生銀行では50万を送金するだけで約28000円!!程度の差があります。

なので、海外に送金する際は銀行の送金手数料・中継手数料の他に、こちらの隠しレートについても確認するようにしましょう。

 

1位 中国銀行

2位 ソニー銀行

3位 ゆうちょ銀行

4位 三井住友銀行

5位 みずほ銀行

6位 三菱東京UFJ銀行

7位 楽天銀行

8位 新生銀行GOレミット

9位 セブン銀行

10位 GMO青空ネット銀行

※ジャパンネット銀行はランキングから抜いてます。

 

実際の送金金額については、銀行毎に計算ないと分からない

海外への送金の際は、上記のような隠しレートという独自のレートが掛かってくるため、送金する金額によってランキングが変わってしまう事が分かりました。

つまり、送る金額が少ないのであれば銀行の送金手数料が少ない所が有利であるが、送る金額が大きいと隠しレートによる金額損失が大きくなってしまう為、隠しレートの低い銀行にする方が有利である。

 

海外に送金するには、海外送金サービスを使おう!

ここまで銀行から海外送金を行う前提で話しを行ってきましたが、実は海外の銀行に送金する際に「海外送金サービス」を使うという選択肢もあります。

これは銀行から送金する際にかかる中継手数料や隠しレートと言った手数料がかからずに海外に安全にお金を送金出来るというサービスです。

海外送金の際は、銀行を使うとどうしても手数料が高くなってしまうので、そう言った海外送金サービスを使う様にした方が速いしお得な場合があります

これについては、また次回記事にしていこうと思いますので、お楽しみにしてください。

 

まとめ

以上です、今回は中国に日本から送金する際におススめな銀行について説明してきました。

銀行から海外に送金する際には、送金手数料だけではなく隠しレートという、追加の費用が発生するという事が分かりました。

なので結論としては、海外送金用に新たに銀行口座の作成は必要なし、中国に送金する場合には「海外送金サービス」を使う!!でした。

 

また次回、おススメの「海外送金サービス」について書いていきたいと思います。

それではどうぞ宜しくお願いしますm(_ _)m

 

Ps.

ちなみに、私はメインの給料口座以外に副業系の口座を作りかたったので中国銀行の口座を作りましたが、実際に海外に送金する際はネット銀行の送金サービスではなく優良な海外送金サービスを使う様にしようと思います。

 

以上です、どうぞ宜しくお願いします。